ようてい木育倶楽部の夏休み

 お盆休みも間もなく終わりが近くなり、夏の想い出たっぷりに過ごされた方も多いでしょう。日本全国暑い夏はまだまだ続くようですが、こちら北海道はお盆を過ぎれば秋の気配が濃くなってきます。果敢ない夏の想い出は長い冬の間にも残しておきたいものですが、過ぎ去りし夏の想い出はきっと消されてしまっているでしょう、自分の中では。

 

 さて、当倶楽部も夏休みの間のイベントが終了し、少しだけが間が空いたので、交替で1日だけの夏休みを取ることにし、部長は夏競馬で盛り上がる札幌競馬場へと。木育から全く違うものへと逃避することもたまには良いでしょう。1年364日木育漬けの日々から解放された1日を過ごしてみました。


 時は8月17日。

 台風の影響で開催が危ぶまれましたが、思ったほど荒れず無事に開催決定。いつもならゆっくり競馬を観戦できればという思いもあり、朝早くから指定席を取るために早く出発するところですが、まあ今日はその必要もないかなと、のんびりと出勤(それでも7時半には我が家を出発)。コンビニで昼ご飯と新聞を買い、地下鉄で札幌駅まで移動し、そこからは歩きで競馬場に向かい、到着したのは8時半。

開門までは30分ほどあるのでちょっとだけ予習でもしておこうかなと。近くの警備の人に「相変わらず指定席並んでいるけど、皆早くから並んでいるだよね。」と尋ねると、「お客さん、実はまだ指定席空いているんです。」

こんな遅くに行っても空いていることは近年はなかったのですが、それなら指定席のほうが楽ですから、指定席の販売する列に並ぶことに。いやあ、こんなこともあるんだなあ、ラッキー、とそこで運の半分を使い果たして……


 さて、開門から約20分が経過し、やっと指定席を購入し、競馬場内へと。自分の席を確認し、早速パドックへと向かう。今日の馬券の買い方は、パドック重視。というか新聞の情報は見ることなく、レーシングプログラムとエンピツだけを持参し、パドックで馬を見て馬券を買うことに徹する1日。信じるは自分の眼だけという自信過剰的な馬券術がどこまで通用するかはわかりませんが、直感とか雰囲気って大事だなあと思っていますからね。



 午前中は台風の名残りの雲に覆われ、さらに湿気たっぷりの蒸し暑さ。午後からはスッキリと晴れ上がり快適な1日なるかなと思いましたが、30℃を超す気温になり暑くて暑くていられない状況に。それでも、レースの度にパドックへと向かいました。

 収支のことは別として、のんびり楽しむつもりも、パドックと座席の移動を繰り返すこと12回。あまりにも慌ただしくて休む暇もなく、時はあっという間に過ぎ去ってしまいましたね。

 最終レースが終わり、恒例のおけら街道を歩きながら帰路へと。あっという間の夏休みの1日でしたが、気持ちの切り替えには自分としては最高でした。もともと木育とは真逆の競馬好き。昔はギャンブル好きは嫌われましたが、今では女性の方も多く来られるようになり、最終レース終了後に札幌記念女子会トークが開催され、女性も気兼ねなく来られる場所へと変わったなあと。今は競馬も木育も女性が主役と思えばそれはそれで善しとするかな。

 短い夏休みを終え、再び仕事再開。来年の札幌開催も何とか1日だけでも行けるよう夏休みが取得できることを願うだけですが、仕事を考えれば行けないほうが実は良いのかな。

結局、今年の夏は果敢なく過ぎてしまうのかなと、少しだけ寂しさを感じながら、現実に戻されてしまいます。でも、良い骨休みにはなりましたからそれはそれで。






ようてい木育倶楽部

五感を使って、気付き、そして考える、豊かな人間性を育む「人づくり」、 森や木のことを学び、理解してもらいながら森林を維持する「社会づくり」を推し進めるのが木育の姿。 森や木を通して、持続可能な社会づくりに向けたお手伝いをすることが当倶楽部の仕事です。

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